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大規模修繕工事のパートナー選び

  • 執筆者の写真: ふれさん
    ふれさん
  • 2019年3月5日
  • 読了時間: 2分

大規模修繕工事の設計コンサルタントを選ぶとき、その会社の代表者と社員の経歴を

確認すること。 「不良コンサル」と呼ばれる会社の代表者は往々にして元「施工会社」の営業職出身の

人が多く、他の施工業者とのつながりをもっている人が多く談合の温床になってる場合

があります。 さらに施工会社から資金提供や出資を受けていいるところもあり、その見返りとして特定

の業者に工事が行くようなしくみになっている場合があります。 また、マンション管理新聞や建通新聞など業界誌で公募を行う場合も、応募条件を当該

業者が通る条件を設定したり、予め付き合いのある業者に見積参加を要請し根回しを

している場合もあります。 会社の実績をみると特定の業者が突出して受注してる場合などがあり、コンサルタント

会社の設計監理実績と見積に参加している施工会社の工事実績を見比べてみる。

また、コンサルタント会社に施工した会社を訊ねてみるのも一つです。 また、以前に書いたように建物調査診断の段階から特定の材料メーカーとつながりがあり、

貴マンションの工事の履歴などの情報提供を受けている場合もあります。

確かに工事を監理する立場では知らない業者より付き合いのある業者や現場代理人の

ほうが、いちいち言わないでも痒い所に手が届くと言った利点もありますが、きちんと悪い

ものは悪いと指摘できる関係であればメリットがありますが、果たして・・・・。

 
 
 

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