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大規模修繕工事の12年サイクルって・・・

  • 執筆者の写真: ふれさん
    ふれさん
  • 2019年4月15日
  • 読了時間: 1分

大規模修繕工事というと長期修繕計画では、10年~15年周期が当たり前。

それを根拠に「修繕」の提案、「建物診断」のすすめというケースが多いので

はないでしょうか?

確かに建物に使用されている材料には耐用年数があります。

ただ、建物の立地環境によって違ってくるのは当たり前のこと。

つまり、大規模修繕工事ありきの「建物診断」でいいんですか?ということ。

診断結果を踏まえてどこが悪いのか?どのように治すのか?を決める必要があ

るのではないでしょうか?

例えば、35年間で12年周期で大規模修繕工事を実施したとすると2回から

3回の工事が必要になります。

それを15年周期に延ばせたら2回で済みます。

これだけで、1回分の大規模修繕工事費用数千万円が節約できる可能性があり

ます。

確かに足場を必要とする工事と足場がなくてもできる工事、または不具合が生

じることによって生活に直結するなどを考慮する必要があります。

ただ、管理会社やコンサルの言いなりになるのではなく、自らの目で判断、つ

まり「自主点検」によって建物自体に関心を寄せることも必要だということで

す。

(DIAMONDO online 2018..4..27 より)

 
 
 

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